2025/12/13 18:00
「集中力がないね」
「もっと意識を持って取り組まないと」
そんな言葉を何度も言われてきました。
やる気がないわけではないのに、気づけば別のことをしてしまう。
机に向かっても、数分後にはスマホを見てしまう。
自分では頑張っているつもりなのに、
「続かない」「飽きっぽい」と思われてしまうのがつらかったです。
でも最近になってようやく気づきました。
私が「集中できない」のは意志が弱いからではなく、
脳の設計が少し違うだけだったのです。
第1章 努力しても続かない。「集中できない自分」が嫌だった
昔から、何かに集中することが苦手でした。
テスト勉強をしても、10分後には別のページを見ていたり、
仕事中に思いついたことが頭から離れなくなったり。
「やる気を出そう」「気を引き締めよう」と思っても、
集中できるときとできないときの差が激しく、安定しない。
やる気がないわけじゃない。
それでも集中できない自分に、
「だらしないんじゃないか」と感じていた時期もありました。
第2章 ADHDとASDの脳にある、注意のクセ
私にはADHDとASDの特性があります。
どちらにも注意の“クセ”があります。
ADHDの脳は、注意スイッチが極端です。
興味があることには強く集中できるけれど、
退屈な作業や単調な作業にはエネルギーが出にくい。
ASDの脳は、興味の範囲が狭く深い。
興味がない分野では情報処理そのものに時間がかかります。
つまり、「集中できない」のではなく、
集中の対象が偏っているだけ。
脳の構造の違いであり、性格の問題ではありません。
第3章 「集中できない」=だらしがないのではなく「脳の設計」
脳には「ドーパミン」という物質があります。
これはやる気や快感を司るスイッチです。
ADHDの人はこれが少なめ。
そのため、退屈な作業では報酬を感じにくいと言われています。
つまり「やる気が出ない」「続かない」は、
意志の弱さではなく、
脳が刺激を探している状態 なのです。
私も、好きなことには驚くほど集中できるのに、
興味のないことは一瞬で注意が逸れる。
それは怠けではなく、
「脳がそう設計されている」だけでした。
第4章 自分の集中リズムと仲良くなるために
集中できない自分を責めるのをやめてから、
少しずつ「集中しやすい環境づくり」を意識しました。
・タスクを短く区切る(25分集中→5分休憩)
・最初に“好きな作業”から始めて脳を起動させる
・完璧を求めず「今日はここまでできた」で終える
この少しの工夫で、疲れにくくなり、
翌日のやる気も戻りやすくなりました。
第5章 おわりに:集中できない日も、自分を責めなくていい
集中できない日があっても、それでいいのです。
脳が休息を求めているのかもしれません。
私たちの脳は、他の人と少し設計が違うだけ。
同じルールで動かなくてもいいし、
違うテンポでも結果はちゃんと出せます。
「集中できない自分」は努力不足ではありません。
その日できる範囲で動ければ、それで十分です。
焦らなくて大丈夫。
あなたの脳は、あなたのペースでちゃんと働いています。
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